こんにちは！
大人気マンガこち亀。老若男女に愛される漫画となっておりますがこち亀がその人気にたどり着くまでの道のりは知らない人が多いと思います。
今回は「知っていると10000倍面白くなる豆知識＆トリビアを紹介していきます！
こち亀の誕生秘話
漫画家になる前の秋本先生は、あの有名アニメ制作会社タツノコプロで「科学忍者隊ガッチャマン」等の動画を担当するアニメーターだったんです。
タツノコプロは2年間で退職してしまうのですが、これは病気で入院していた母親の看病がなかなか出来なかったからだそうです。
父親を9歳の頃に亡くし、母親と2人で生きてきた秋本先生はしばらく母親の看病をしながら漫画を投稿していました。
しかし、その最愛の母親もほどなくして亡くなってしまいました、その後秋元先生は生きていくために本格的にプロの漫画家を目指すことになります。
そこで誕生したのが、「こち亀」でした。
たった1人の家族である母親を亡くしその中で生きる意味、自分の生き方を示すために、少しでも明るい気分になれるようにと生み出されたのが、あの破天荒でどこまでも底抜けに明るいお巡りさん両さんこと【両津勘吉】なのです。
タイトルの由来は？
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」
長いタイトルだと感じましたよね。
でも実はこの長さには理由があります。
もともと秋本先生は「こち亀」で新人賞を受賞しデビューしました。
この新人賞の投稿時に「あること」を狙ってこの長いタイトルが付けられたのです。
それは、
長いタイトルで編集者の目に付きやすくするため
です。
理由としては単純ですが、漫画家の登竜門である新人賞はとても狭き門です。
何か少しでも目につくように考えられた結果ですね。
よく応募ハガキも目につくように隙間なく埋めるって人もいますもんね。
ちなみにこの時のペンネームがこちら
その名も「岩森章太郎改め山止たつひこ」笑
名前もタイトルもインパクトのあるものですね。笑
秋本治先生の信念
こち亀といえば、時事ネタや両さんの地元・浅草ネタ、さらには車、軍事関係まで幅広いネタを綿密な描写で作品内に取り込んだ作風が特徴です。
これらのネタを集めるために、秋本先生は毎日新聞に目を通して気になった記事を切り抜き、スクラップブックにしていたそうです。
その中から面白そうな記事をピックアップして話作りに生かしているそうです。
取材が必要であれば実際に足を運び、自分自身でしっかり体験してネタを熟成させています。
その努力の甲斐あってあれだけ詳しい内容が書けるんですね。
こち亀には浅草にある遊園地「花やしき」がよく出てくるのですが、花やしきがリニューアル等すればネタ探しに足を運びます。
2009年に放送された「情熱大陸」でも花やしきに取材された姿が放映されました。
秋本先生自身は絶叫マシンの類が苦手だそうですが、自分で体験しないと描けないことがあるからと怖がりながらもしっかり乗っていらっしゃいました。（私なら無理かも、、
また、仕事場には実際の警官の制服もあり、実際に着用した時にベルトがどの程度隠れるか、シワの出来方なども確かめています。
警官が使う拳銃のモデルガンなども所持しているそうです。
年を重ねた後に見るこち亀は本当に味わい深く秋元先生の努力が垣間見えます。
トリビア
・「37年以上における週刊連載で一度も休載していない」
「少年誌の最長連載記録」のギネス世界記録の保持（こちら葛飾区亀有公園前派出所 – Wikipedia）
・「現在までに両津が登場しなかった話は一度もない」
第1話から登場している中川も登場しない回数はいくつかある。164-6「スピンオフの巻」では両津が48度の高熱を出したために入院しており、中川・大原・麗子・他のキャラクターが集まってスピンオフを行ったが、両津は最後の2ページで高熱でありながらも病院から駆けつけている。（こちら葛飾区亀有公園前派出所 – Wikipedia）
・「十数話分のストックが用意されており、常に編集部にストックが置かれている」
旅行に出かけるなど漫画家では珍しいタイプ。特技は「締め切りに遅れないこと」と自信を持って言うほどである。
・両津の身体能力はお金がかかるとスポーツすべてオリンピック金メダリスト並
（両津勘吉の身体能力やばすぎンゴwwwww : 助っ人外国人速報）
・中川は登場時から毎回ネクタイの模様が違う
（こち亀の豆知識教えてー(＾ｰ^)ノ – ・こち亀には、とんねるずの… – Yahoo!知恵袋）
・本田は幼少期に本田川崎→本田鈴木→本田ヤマハ→本田本田 と改名を繰り返し、最終的に本田速人
（本田速人 – こちら葛飾区亀有公園前派出所 Wiki – ウィキア）
・62巻表紙絵は両津の右手の指が誤って6本描かれていた
再版から5本指に修正されている。
皆さんはいくつ知ってましたか？まだまだありますが今回はこのくらいにさせていただきます。
みんなに愛されるこち亀。今後も単行本、アニメとたくさんのツールを通じて知っていただきたいと思います。
